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2002年設立当時に記したもので、世情からは離れている部分も有りますが基本的スタンスに変更は無いので掲載します。(2021 Jan.)

前文 (OVERVIEW)

このサイトの設立にあたって私の考えている事、このサイトの概観について書き記していきます。

1 LTGミュージアムとは

このサイトのタイトルは「ザ・レジェンダリー・トロピカルガールズ・ミュージアム」と読みます。 
意味は、「伝説的な南洋(南方〕美女達の美術館(博物館〕」となります。私の立場は、キューレーター(学芸員)もどきといったところでしょうか。 
タイトルで殆ど全ての内容を言い表しているようなものですが、ここで言う「トロピカル」とは、日本でのトロピカルブームの時代がわからない世代には 
説明が必要でしょう。

トロピカルは、南方的あるいは、南洋志向的とも取られる言葉です。 
日本では、1970年代の海外旅行自由化の頃から、近場のリゾート地として、ハワイやグァム、国内では本土復帰した沖縄などが人気を博していきます。 
それらの南の島は今のような国内より手軽に行けるリゾートというより、本当に夢の島として人気を博していました。 
また南の島に60年代的なヒッピーチックな理想郷を見る人も多く、70年代は今から比べれば、かなり南国志向が強かったのです。 
それとシンクロして、70年代前半から、南国のビーチで撮影されたグラビアやポスターが多くなり、ぽつぽつと水着アイドル(グラドル)の萌芽のようなものがみられはじめます。 
水着アイドルには、一般的な日本人が貧弱なボディラインが多かったことも有り、ハーフや現地のモデルが多く使われました。 
そして、76年のアグネス・ラムのブレイクをきっかけに、今でいうグラドルのスタイルが確立され、80年代前半くらいまで、ブームは続きます。 
主にこの時代の人気水着モデル(グラドル)の画像を紹介するのが当サイトです。

80年代中盤には空前のアイドルブームが訪れ、トロピカル系モデルの世界は全体に廃れていきます。 
その後グラドル全盛の現代になり、すこし違った形でトロピカル系グラビアは復活しているのですが、当サイトの対象からははずしてあります。 
理由は十分な数のサイトがネット上に有るのと、キューレーション上の問題としてフォーカスが甘くなってしまうのを私が嫌ったからです。 
ただ現在尚時々、トロピカル直系のテイストを持ったモデルが現れるので、その人たちの画像は置くようにしています。 

 

2 サイト設立への経緯

私がインターネットを始めたのは1999年からです。 
当時は漠然と「ネット上にはどんな画像でも存在していて、いくらでも見ることが出来るのだろう。トロピカル系モデルの専門サイトも有るだろうし、アグネス・ラムぐらいなら強力なファンサイトが有るだろう」と思っていたのですが、 
実際に探してみると大きなサイトで断片的に扱われているか、とても小さなファンサイトが有るだけでした。 
これは私にとってはかなり重い事実で、このジャンルの素晴らしいサイトに出会えていたら自分からサイトをオープンすることもなかったと思います。 
また当時から、自分のコレクションを全く私的な目的で電子化し始めました。 
コンピューターと周辺機器の性能が上がってきたので、個人でもグラビア類を電子化保存することが難しくなくなったと考えたからです。 
コレクションの電子化は元々、実物の経年劣化に対する処置なので、こうして公開する気は全く無かったのですが。

2002年に入ると私は気に入ったサイトの画像掲示板に出入りするようになり、そこでネット上の友人が出来るようになりました。 
私がアップするコレクションに対する反響などをみるとサイトをオープンする必要が有ると考えるようになり今に至ります。 
実際、トロピカル系モデルの世界の素晴らしさを伝えるのが私のネット上の責務のような気がしてきたのです。 
しかし、個人が画像サイトを開くには幾つかのハードルがあります。また、ネットを巡る考え方にも混乱した状態にまだ有ると思います。 
私はネットに対する私見と明確なサイトポリシーを表明することで、それらをクリアしていこうと考えました。 
この先には、それらの問題について記していきます。


3 ネット上で共有される文化について 
   私はネット上に置かれている全ての情報は広く共有されるべきものであり、またネットをマスメディアと同列に見なすのは間違っていると考えています。 
   以下の文章で考察をしていきたいと思います。 
(当欄は将来的には発表を考えています。サイトポリシーにも同様の事柄に関する考えを表しています。)

  A インターネットはマスメディアに相当する行為か 
  B 権利者が全ての権利を主張した場合私たちの文化(特に市民の)は維持・継承できるのか? 
  C 権利者が権利を行使していないと見なされるものには、公共物としての知の共有が行われても良いのでは?

等のテーマから考察を進めたいと考えています。

尚私は、各種宗教団体・政治結社等とは、一切関わりがありません。純粋に一個人としての意見を表明していきます。 
第1稿 2002.9.24 
2007.2.11 現在の作業状況に見合わない部分を削除修正​   イシイハルタISI-HARTA

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